丁寧にやる、前鋸筋と大腰筋
今日はRYT200の資格取得に必要なレッスンを受けてました!
このヨガがきついんだけど、最高に効くんですね。ものすごく説得力のあるアライメントでキレイなポーズをとるし、解剖学的な説明も的確かつ、イメージしやすい言葉で伝えてくれるからわかりやすい。ただ、きついw
参加者の大半が女性な分、アームバランスとかは僕はそんなにきつくないですが、やっぱり苦手なポーズは必ず出てきて、毎回滝汗なクラスです。金曜10:00、YMC新宿校で受けれるので是非!
どうもこんにちは、長野県でヨガインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。
さて、そんなYukaさんのクラスで、毎回よく使うのが「前鋸筋」と「大腰筋」
前鋸筋
大腰筋
前鋸筋は、体を手で支える時に重要な筋肉で、四つん這い系のアーサナでは欠かせない物です。手を床について四つん這いになっても、手で床を押さなければ、前鋸筋は使われません。
ただ手の骨で支えてるような感じです。
前鋸筋しっかり使わないと、プランクからチャトランガに入る時なんかはほとんど腕の筋肉で支えることになるので、辛い上に、腕太くなりますw
凄いポーズできるけど割と細くしなやかな人と、なんかゴツゴツした人がいる理由の1つにこの前鋸筋がありますね。
美しく、凄いポーズもとるなら前鋸筋。
もう1つの大腰筋は腿を持ち上げる時に使います。
ナヴァアーサナとかわかりやすいですかね?
船のポーズ。
で、この大腰筋がうまく使えないと、今度は腿の前がパンパンに張って、脚が太くなります。
はい、
凄いポーズできるけど割と細くしなやかな人と、なんかゴツゴツした人がいる理由の1つにもこの大腰筋がありますね。
美しく、凄いポーズもとるなら大腰筋。
という2つです。
じゃあしっかり使えるようになるために、どうしたらいいのか。
前鋸筋に関しては、まず前習えの形になります。両手が前ね。そこから、もっと前習えします。
両手が前に伸びて、肩甲骨が肋骨に押し付けられます。この時、上の画像の前鋸筋部分がきつくなれば正解。うまくいかなかったら、肩が上がってるか、もっと前に出すか。
その「めっちゃ前習え」の感覚で地面に手を着くと、かなり上体を押し上げてくれるはず。
これが四つん這い、プランク、チャトランガ、アームバランスに重要です。
では大腰筋、こちらは立った状態で言えば、腿の高さが90度以上上がった時にとても働きます。
90度までは腿前の筋肉が特に働きやすいです。
なので、ナヴァアーサナのように腿がすでに上がった状態から持ち上げる動きは大腰筋を刺激しやすいと言えます。
それと、ダウンドッグから足を前に持ってくる動作が太陽礼拝などにもありますが、
あの時に腿を胸にピッタリつけるようにするとかなり使えます。しかもこの動作は地面を前鋸筋で押しながらやるのでどっちも鍛えられる。
太陽礼拝をなんとなくやるのか、
1つ1つの体の使い方をしっかり意識してやるのか、これだけでかなり違います。
今日は前鋸筋大腰筋でしたが、こういう知識を持った状態でアーサナの練習をすれば、あまり特別なポーズの練習をしていなくても、高難度のポーズができる体には近づきます。
実際、僕はブレイクダンスをやっていたので、ヨガを初めてやった時には、基本的なアームバランスは難なくできました。
今思えばそれっぽい形だっただけで、中身は全然空っぽのアーサナだけどw
なので、難しいポーズもやりたかったらやればいいけど、基本を押さえてればできますよ。
っていう話ですね。
ただ、何をしたら何ができるようになるのか、っていうのは正しい知識が不可欠です。
まだまだ勉強中ではありますが、根拠のある内容を書いていくようにしますので、暇があったら見てみて下さい。
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。
このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。
落ち着いたらレッスン情報も!
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