目的にあったポーズの取り方
今日は火曜日なのでヨガの授業の日です。
最近はアジャストメント(参加者の体に触れたり、言葉を使ってポーズを誘導すること)の内容を習っています。
要は口頭で「もっと手を高く上げましょう」って言ったり、手を持ってあげて上に引っ張ったりですね。
ヨガのクラスに参加しているとダウンドッグとか
ヴィラバトラ1とか
この辺のポーズでよく触るアジャストメントを受けます。
背中が伸びるようにとか、足をしっかり踏み込むようにとか、言葉に合わせて動かしてくれます。
そして今日はシルシャアーサナの実践とアジャストメントでしたので、こんなのを練習したわけですね。
みんなでドッタンバッタンいいながら、頑張って練習しましたw
僕は高校の時に頭で回るヘッドスピンを覚えたので、これは得意ですがw
さて、このパッと見何のためにやっているのか分からないポーズはどんな効果はあるでしょう?
首の筋トレ?
頭皮のケア?
それもあるかもしれませんが、
内臓の位置調整や脳への血流促進、足などの疲れをとったり、むくみ解消などの効果も期待できるみたいです。
と、ここでポーズに対する効果の話をしましたが、この効果のうち何を目的にするかでポーズの取り方、アジャストメントが変わるっていう事ですよね。
もっと言うと何のポーズを取るかが変わりますし、そもそもヨガじゃなくてよくね?って場合や運動じゃなくてよくね?と言う場合もあります。
例えば内臓の位置調整ならヘッドスタンドでも足をついてていいわけですし、逆さにぶら下がったりしてもいいですよね。
足のむくみ改善なら足を伸ばした方がいいかもしれないけど、逆立ちでもOKで水に浮いてもいいかも
頭への血流促進ならウサギのポーズでもいいですよね
それぞれ別の形を紹介しましたが、ウサギのポーズでは足のむくみ改善には微妙だし、内臓の位置調整にもなりにくい。
ハンドスタンドでは頭が一番下ではないので、ヘッドスタンドよりは脳への血流促進がしにくいかもしれない。
そんな風にちょっと簡単にしてみたり、バリエーションを変えてみるときに目的から外れてしまったら意味がなくなりますよね。
これってヨガのクラスを作ったり、受けるクラスを選んだりする時にもちろん役立ちますが、どんな事とでも関係しますよね。
例えばアメリカに行きたいけどお金がないし暇がないから何か妥協案が必要だとして、
アメリカが厳しいなら韓国にしましょう!とか言う話って結構聞きますよね。
これは海外に行くという経験が欲しいとか、言葉の通じない所に行きたいとかならOKですよね。
でも英語を学びたいとか、色んな人種と関わりたいとかになるとまた違う選択肢が必要になります。
当たり前なんですけどねw
ただ、ヨガの場合は受ける側とインストラクターで目的がマッチしてないとうまくいきませんね。
キレイなポーズを取れるように修正するクラスです!って所に、ヨガで肩こりを解消したいって人が来た時、導く方向と行きたい方向が違う場合があります。
インストラクターの方は、明確に看板掲げてもらって、なるべく参加者の要望も理解してくれたらいいし、
参加するなら自分の目的に合った人を選ぶようにしたらいいな〜と今日の授業を聞いて思いましたね。
目的に合った行動していきましょう〜
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 落ち着いたらレッスン情報も! 興味があれば是非読んでみてください。 質問などもあれば、こちらで受け付けています。
コンタクト
bb.yo.hiroki@gmail.com