長野県上田市のヨガインストラクターHIROKI

長野県でヨガのインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。ヨガのポーズと解剖学、ヨガの哲学と近代哲学、感覚的なヨガの知識と、論理的に説明のできる知識を照らし合わせて、ヨガの疑問を紐解いていきます。少しでも生活の質向上に役立てれば嬉しいです。

冷える時期

年末感が出てますね〜

25日までクリスマス色強かったお店とかが一気にお正月モードです。

 

僕は職場の家もそういう装飾とかないから季節感がないんですが、街を歩くと感じられていいですね。

 

冬といえば、トレーナーという仕事柄「冷え性」をよく相談されます。

 

僕の冬を感じる方法は手足の冷えを訴える人の多さですかねw

 

パーソナルトレーニングだけでなく、冷えの改善を目的にしたヨガクラスも毎週やっていて、

心臓から足先までの血流を促進していくために、お尻や腿、鼠蹊部、ふくらはぎ、足裏の筋肉を使います。

 

お尻や鼠蹊部の筋肉の硬さがある事で下半身に繋がる太い血管を圧迫してしまいますので、血の巡りが悪くなることが考えられます。

ヨガで改善するとしたら、例えば、

 

鼠蹊部にバッダコナアーサナ

 

アンジャネーヤアーサナ

 

お尻にカポタアーサナ

 

ふくらはぎにダウンドッグ

 

足の裏はヴィリクシャアーサナ

 

などを使って伸ばしたり活性化したりします。

 

筋肉が伸び縮みする事でポンプのように血液を回してくれるので、アーサナも長く止めるというよりは動かしながら行う感じがいいと思います。

 

そんな感じで筋肉などにアプローチして改善を見込むのが今回のヨガでの方法になります。

 

ただ、冷え性って筋肉を使っただけではなかなか改善しない人も多いんですよね。

 

結構ありがちなのが、水分不足。

血液は液体なので、血管を流れていって熱も回してくれるんですが、水分が少なくなるとドロドロしてきますので流れが悪くなります。

煮詰まったカレーみたいな感じ。

 

結果的に暖かい血液が頻繁に流れて来なくなるので末端が冷えてしまうという事になります。

 

1日に1.5ℓくらいは必要みたいなんですが、運動をしている人は運動で出た汗の分も必要だし、お酒を飲む人は飲んだ分別に飲まなきゃですね。

 

そうなるとなかなか多くの量を飲まなきゃいけなくなります。

 

また、自律神経の状態で冷えが出たりもします。

 

戦う時に反応する交感神経は、緊張状態になって手足が冷えます。

 

人前で話す時とか手が冷たくなった経験はありませんかね?

 

 

血管が収縮して血流が悪くなるのが原因ですね。

 

よく眠れない人とかは交感神経がずっと優位になっている可能性があります。

 

戦闘モードが解除されない→交感神経優位→血管の収縮→血管が細くなる→血流悪くなる→末端まで熱が届かない→冷え性

っていうケースですね。

 

なので、色んなアーサナを最初に紹介しましたが、原因によってはシャバアーサナがいいかもしれません。

 

力が入らないし、呼吸も深くできるというリラックスポーズですね。

 

ヨガに限らずですが、何のためにそれをやるのか、やってみてどうなのか(変わったどうか)などを考える事でより良いものになります。

無理にヨガやんなくてもいい場合もあるし。

 

色々と知識をつけていけばちゃんと自分で選べるようになると思います。

目的にあったヨガの使い方をぜひやってほしいですね。

 

HIROKI    

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 落ち着いたらレッスン情報も! 興味があれば是非読んでみてください。   質問などもあれば、こちらで受け付けています。

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