原因から変える

今日からヨガの講座もスタートです。
ポーズも結構とりますが、哲学的な話が中心ですね。

そしてスタジオがオシャレ。

空気もいい感じで気持ちいいですね〜

今日は講師の洋二さんが作った「美脚美尻骨盤ヨガ」の内容を実際に動いて感じるところからスタートしましたが、改めてレッスンを受けると色々と気づきがありますね。

１つ１つのポーズを取っていく中で、形をただ作るんじゃなくてどういう方向に力を使うかを考えるのが大事です。

例えばダウンドッグってヨガではよく出てきますが、

形だけを真似する場合は四つ這いからただお尻を上げるっていう意識になりがちです。

でも力の方向を意識した場合は、

・手の力でカカトを後ろに押す

・足の力で肩を前に押す

という２つの力が拮抗すれば勝手にお尻が上がります。

押し合うと勝手に浮く感じ。

これは「お尻が高い位置にある」という結果を真似するんじゃなくて、「床を押しながら前後に押し合う」という原因を真似したらできるわけです。

こんな風にポーズを取るときは、形を真似するというより「どうやったらこのポーズになってしまうのか」を考えた方が理にかなってますね。

そしてポーズもそうなんですが、日常生活での考え方にも役立つ思考法です。

例えばよく「生きている事に感謝しなければいけない」とか言いますが、感謝って結果ですよね。

だから原因にアプローチしたいんですが、有難いとか嬉しいとか思えば感謝は自動的に生まれますので、「感謝しよう」じゃなくて「有り難さを知る」事が大切なんだと思います。

何かをプレゼントしてくれた事に頑張って感謝するよりも、くれた相手が「どう頑張って時間を作ってくれたのか」「くれた物がいかに素晴らしいか」を知れば自然に感謝の気持ちは生まれると思います。

同じように「生きてる」という事へ感謝する場合、その凄さを考える方法を紹介してくれました。

「生まれる」とか「死ぬ」っていうのは基本的に自分では決められません。

そして遺伝子の組み合わせ考えれば自分自身が生まれる確率がいかに低いかわかります。

要は生きてることは奇跡って理解するわけですね。

大げさな例になってしまいましたが、何事も原因考える事って大事ですよね。

一流のスポーツ選手のパフォーマンスを見るより練習方法や考え方を学んだ方がきっと上手くなるヒントがありますし。

こんな風にテーマは大きかったりしますが、マットの中で体から学んだ事を、マットの外で役立てるのはヨガなので、Off The MatとOn The Matをどんどん行き来した方がいいですね。

頭だけで理解しないで、体も使うって感じ。

他にも多くの学びがあって、楽しいですが今日はこんな感じで！

<イベント情報>
10/13(日)長野県長野市
フィットネスイベント
Unite
［詳細］
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2019/08/30/224555

10/26(土)長野県上田市
ヨガイベント
［詳細］
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2019/09/26/183459

10/27(日)新潟県新潟市
フィットネスイベント
［詳細］
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2019/10/04/191512

HIROKI

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。

パーソナルトレーニングやグループレッスンに関して、基本的には上田市内で行なっていますが、遠方への出張も可能です。

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