イメージの力すげー
今日はメンタルトレーニング講座で習った「イメージ力」という項目について書きます。
これはメンタルの強さって感じではないんですが、何か技術を習得する時には非常に役立ちます。
スポーツなんかは実際に体を動かして、何度も繰り返す事で技術を習得しますよね。
これは体に動作の方法を記憶させる必要があるので、重要な事です。
でも実は体を動かさなくても、イメージするだけで練習の効果があるみたい。
いや、なんとなく聞いたことはあったんですが、ちゃんと実験されてるのは知らなかったですw
【イメージ力の研究】
バスケットボールの選手を対象に行われた実験なんですが、
Bチーム→20日間フリースローのイメージトレーニングをしてもらう
Cチーム→20日間何もしない
という風に分けます。
(バスケット選手に20日間何もさせないってのも酷だなw)
その結果、
Aチーム→シュート精度が24%上昇
Bチーム→シュート精度が23%上昇
Cチーム→変化なし
だったそう。
(やっぱりCチームかわいそうw)
この実験はかなり限られた状況ではありますが、練習とイメージトレーニングがかなりいい勝負ですよね。
これなら毎日頑張って練習しなくてもいいのかもしれませんねw
ただ、もちろんイメージトレーニングが向いている状況と、向いていない状況が考えられます。
【イメージトレーニングの使い所】
まず、やった事ないことはあまり効果がないはず。
よく、初めて何かをやる時に、失敗を避けるためイメージトレーニングをしてから挑む場合がありますが、あれは効果が薄いと思います。
自分でやってみた感覚を元にイメージしないと、実際とは違う動きを頭の中で反復しているので、うまくいかない可能性が高いです。
そして、不確定要素が多い状況は効果が出にくいと思います。
今回はフリースローなので、本番でもイメージした通りにやればOKな状況です。
でもこれが、「相手をドリブルで抜く」とかだと、イメージしきれないので効果は薄い可能性があります。
ではどんな時に効果的かと言えば、今回のフリースローの様に「決まったことを正確にやるもの」だと思います。
実際に楽器の演奏なんかに関しても効果が認められてますしね。
また、対人スポーツであっても基本的なスキルはイメージトレーニングでレベルアップできそうです。
ということで、実際に体を動かす練習は体力にも限界あるし、場所も取るので、イメージトレーニングで代用できるタイプのものはなるべく頭の中で練習しちゃった方がいいかもしれませんね。
例えば僕はダンスの振り付けを作った場合、出来上がってからはしばらく頭の中で繰り返します。
そうすれば全然体を動かして練習しなくても覚えられるので。
でも、フリを頭の中で作ったりしたら、大抵動いた時に不具合があるので、やっぱり最初は体で動いた方がいいです。
「体で動いて感覚を知る→頭の中で繰り返して動作の精度を上げる→実際に動いて感覚を確かめる」こんな流れがいいですかね。
なかなか体を動かして練習できない様な時も、フリースローの実験を思い出してイメージトレーニングしましょう。
<ヨガ動画>
https://m.youtube.com/channel/UCd_aX1pAskhMbEmLxoFcFRQ
だいたい毎日ヨガの練習動画を上げてます。
レッスン動画じゃないので、詳しい説明とかはしてないです。
<格闘技オンラインレッスン>
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/12/05/200044
総合格闘技の元世界チャンピオン「岩木秀之」さんのオンラインレッスンに関してはコチラ
<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
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HIROKI
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