増大理論、実体理論
最近読んでいた「習得への情熱」から、役立ちそうな内容を復習しています。
今日は能力を高めるためには「増大理論を持つことが大事」って話です。
【実体理論・増大理論】
専門用語になると少し難しそうな印象の言葉ですが、内容はすごく簡単です。
・実体理論→自分の能力は生まれた時に決まっていて、得意なものは得意、苦手なものは苦手という捉え方。
要は、「才能で決まる」的な考え方かな。
・増大理論→自分の能力は変化するのもで、一歩一歩進めば苦手なものも高いレベルにできるという捉え方。
「やりようによって何とでもなる」的な考え方。
この二つのうち、増大理論を持った子供たちは成長しやすいということなので、何かを習得していくのであればそっちが大事だよねってなります。
【実体理論者は守りに入る】
もう少し解説すると、実体理論者(自分の能力は才能で決まるという考え方の人)は課題をこなせなかったときに、自分自身を否定されたような気持ちになる傾向があるとか。
まぁ、生まれ持った能力で解決できないということは、「自分はダメだ」って思いやすいのかもしれませんよね。
だから人前で失敗する姿を見せないようにします。
人が見てない所で練習して、人の前ではサラッと成功させる。
こんな感じですね。
一見すごくスマートに見えるけど、人前では自分ができることしかやっていないとも言えます。
この気持ちわかるな〜w
影で頑張りたいっていう欲求ねw
【増大理論者は攻めに行く】
逆に増大理論者(自分の能力は頑張れば伸びると考える人)は今の自分ができなくても問題なく、やっていけばできるようになると考えているので、人前で失敗してもあまりダメージがないです。
「失敗した〜」というよりは「あ、こうじゃないのね」って感じ。
あの有名なエジソンさんが言っていた「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」というやつですね。
だからできない事にもチャレンジしていって、うまくいかなくても続ける。
上達しやすそうですよね。
【周りの影響でも決まる】
そして子供の場合は周りからどう扱われたか、どう褒められたかが大きく影響します。
例えば、
「テストで100点取れて偉い」というような、結果にフォーカスした褒め方よりも、
「テストで結果が出るくらい頑張って勉強して偉い」というようなプロセスにフォーカスして褒めた方が、「頑張ればできるんだ」というイメージがつきやすいみたいですね。
「頑張れば何でもできる」とは思えないですが、「正しく頑張ればほとんどの事は上達する」と思います。
子供も大人も、自分の能力を自分で切り開くようになっていくと楽しいんじゃないですかね。
何かを頑張っている人がいれば是非、「やればできる、なんとかできる」と言ってあげて欲しいです。
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