型にはめるか、個を伸ばすか
今日も「習得への情熱」の中から、教え方に関してかな。
著者のジョッシュさんはチェスのトップ選手で、小さい頃にコーチに習ったり、大人になってからは教えたりしていました。
そこで指導法に関しての考え方を色々学んだようです。
その考え方は大きく分けて二つあって、
・一度まっさらにして型にはめる方法
・個人の適正に合わせて進めていく方法
です。
一つ目の方は、癖をなくして、基本を抑えて、理想的と思われる形を作っていきます。
家で言えば一回崩して立て直す感じですね。
二つ目の方は、その人の特性に合わせて得意なところを伸ばし、それを生かすために必要な能力を高めます。
今の家のいいところ残しつつ、リフォームしていく感じでしょうか。
どちらも間違ってはいないと思いますが、状況に合わせて使い分ける必要がありそうですね。
ちなみにジョッシュさんは型にはめる育て方をあまり良く思っていないようです。
指導者の考えと生徒の特性がマッチした場合はいいですが、合わなかった場合には大きなストレスになりますからね。
その結果、トップレベルになってくると躓くこともあったようです。
でも型にはめる方式の場合は、指導者のレベルが高ければ早い成長が期待できます。
部活動とかは、毎年選手が入れ替わっていくし、数年で成果を出さなきゃいけないので、こっちが使われることも多いかもですね。
「うちの高校ではこういう選手を作る」っていう方針に従ってもらう感じ。
だから、
・型にはめる→早く成長、集団に適応しやすい、飛び抜けた存在にはなりにくい、長い目で見ると伸び悩むかもしれない
・個性を伸ばす→成長に時間はかかるかも、圧倒的な存在になりやすい、長期的に伸び続けやすい
という感じかな。
これは他人に対しての話ではあるんですが、自分自身に対しても使い分けがあるといいのかも。
例えば、僕の場合ダンスは長くやっていてこれからもやっていきます。
だから自分の特性や経験を活かして積み上げていきたいと思います。
でも何かちょっと始めてみようかなって事に関しては、自分なりのクセとか捨てて、それなりに上手くなれればいいです。
例えばこれから「陶芸をやります」とかになったら、先生の言うことをちゃんと聞いて、早く、それなりの技術になれればいいです。
この場合、型にはめる良さが使えそうですよね。
ダンスとかって特に、基礎も大事なんですけど、個々の個性がすごく大事で、「うまいけど普通」って言う感じになるのももったいないんですよね。
これから教えていく時はバランス見ながら、個々の特性を伸ばしてあげられたらいいな。
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