長野県上田市のヨガインストラクターHIROKI

長野県でヨガのインストラクター、ダンサー、トレーナーとして活動しているHIROKIです。ヨガのポーズと解剖学、ヨガの哲学と近代哲学、感覚的なヨガの知識と、論理的に説明のできる知識を照らし合わせて、ヨガの疑問を紐解いていきます。少しでも生活の質向上に役立てれば嬉しいです。

深部感覚を磨く

最近、筋硬結(コリ)を見つけてほぐすのが上手くなってきました。(たぶん)

 

 

だいぶ知識が付いてきたというのもありつつ、結構な頻度で施術の仕事が入っているので経験値が上がってきましたw

 

 

「下手な整体院よりいいって評判だよ」と聞き、ちょっと複雑な感じにw

上手い整体院並みにできるようにできるようになればいいなw

 

こういった施術もそうですが、やっぱり感覚が鋭くなるっていうのは技術が上がるためには必要な要素で、日常動作やスポーツの動きに関しても同じことが言えます。

 

 

皆さん、「五感」という言葉はおそらく馴染みがありますよね。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。

感覚としてはこれらがメジャーですが、他にも色んな感覚があります。

 

位置覚(手や足など、体どこにあるのかを感じる感覚)

 

運動覚(体がどう動いたかを感じる感覚)

 

振動覚(体の振動を感じる感覚)

 

他にも

抵抗覚(体にかかる抵抗を感じる感覚)

重量覚(ものの重さを感じる感覚)

などがあります。

 

これらは筋肉や関節の奥の方にセンサーがあって、深部感覚と言われます。

 

自分の指を視覚で捉えてコントロールする事もありますが、細かい作業などはこういった深部感覚の鋭さが重要になります。

 

 

またスポーツの動作などで言えば、ボールを蹴る時とかは

 

目でも見ると思いますが、足がどこにあって(位置覚)どうやって動いているか(運動覚)がわからなければ大変です。

 

そして当たった瞬間にはボールの重さを感じ(重量覚と抵抗覚)どのくらいの力を加えるか判断します

 

 

そんな感覚を駆使してシュートを打つんですよね。

 

 

色んな動きをする事で、こういった感覚は養われていきます。

特に子供はたくさんの動きをした方がいいですね。

36の基本動作というのが体感覚を養うのに有効だとされています。

 

体感覚が鋭いということは脳も活性化しますので、教育ママは是非たくさん遊ばせましょうw

 

そして、先ほどの深部感覚を養うにあたって、ヨガでは主に位置覚を鍛えられると思います。

運動覚とかも使わなくはないですが、その辺は別のもの使った方が効率的でしょうね。

 

ポーズを取るときに目を閉じて、手や足や肘や膝など自分の中で意識しやすい部分を動かしてみると、目を開けた時に全然違うポーズになってるかもしれません。

 

 

そのギャップをなるべく減らしていって、深部感覚を磨いていけば、やったことのない動きでも割と思い通りにできたりします。

 

 

自分の体の感覚を磨く。

そんなヨガの使い方もいいんじゃないでしょうかね。

 

 

HIROKI    

日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 落ち着いたらレッスン情報も! 興味があれば是非読んでみてください。   質問などもあれば、こちらで受け付けています。

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