ダンス用のトレーニングはちょっと複雑
最近、YouTubeで「BBOY(ブレイクダンサー)の怪我予防」について話した動画を上げてました。
多くの人には直接関係なかったかもしれませんが、日常生活や他のスポーツにも活かせるので、良かったら見てみてください。
今回の動画に関しては、ダンス仲間と話してて、「怪我を予防したい」という事を言ってたから作ったんですが、同じように「どんなトレーニングをしたらダンスにプラスになるのか」という事も訊かれました。
これに関しては、正直「あなたの踊り方によって変わります」という答えにはなってしまいますねw
100m走のようなシンプルなスポーツであれば、鍛えるべき筋肉や、かけるべき負荷の種類もある程度決まってきます。
速く走る、スタートミスらない。
が重要ですよね。
サッカーとかのような、もう少し複雑なスポーツなら、その選手にとって必要なのが「キックの力」なのか「相手と当たっても倒れない力」なのか、他にも色々ありますが、たくさんの選択肢の中から必要なものを選ばないとですね。
そしてダンスの場合、あまりに動きの種類が多いですw
一応「基礎」と呼ばれる動作はあるので、それはある程度みんなが使う事が多いですが、トップレベルになるほど、「その人しかやってない動き」が多くなります。
だから「自分のダンスはどういう動きか」を理解して、
「改善するにはどんな力が必要か」を考えます。
そして「その力が強くなるように負荷をかける」のがトレーニングですね。
例えば自分のダンスを研究したら、バク宙が重要だとします。
それを改善するのに必要な能力は、
・ジャンプを高くするための力
・空中での自由度を上げるための安定性
・難しい動きからバク宙に繋ぐために、踏切までの安定性
・バク宙から難しい動きに繋ぐために、着地の安定性
などが考えられます。
そのためのトレーニングとしては、
・バーベルを担いでスクワットジャンプ
・ジャンプ中にいろんな形をとる
・不安定な床でのジャンプトレーニング
などが使えると思います。
今回は一例でしたが、ダンスに限らず「今自分が改善したい事」があれば、このようなプロセスでトレーニングすると良いかもです。
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