色んな角度から見て失敗する
ずいぶん前の記事ですが、「毎日1％改善できたら、1年後には37倍成長できる」という話をしました。
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/07/21/200030
これは1％成長が1.01をかけるのと同じという事で、今を1として、毎日1.01をかけて365日たつと37.8 なりますよって話。
雪だるま式に増えるということで、借金なんかでお馴染みですね。
その37倍成長理論を実際にやった人として、前に読んだ本では自転車競技の監督「ブレイスルフォードさん」が紹介されていました。
（さっき変換したら「無礼するフォードさん」って出てしまったw）
毎日何でもいいから1％の改善をしていった結果、イギリスとしては初のツールドフランス（自転車競技のでかいやつ）で優勝できたという偉業を残しています。
この人のエピソードが「失敗の科学」でも紹介されていたんですが、今回は前の本よりもう少し詳しく書かれていました。
最初聞いた時は「1％改善のために毎日頑張ったんだろうな〜」という印象だったんですが、大事なのは「色んな角度から改善する事」みたいです
自転車競技はある意味シンプルで、スタートからゴールまでのタイムが短く慣ればOKという分野ですよね。
でもそれを実際にやるには非常に複雑な要素が絡み合っています。
そこでブレイスルフォードさんはいろんな要素を網羅できるように思考を広げることからやったそうです。
トレーニング方法、リカバリー方法、チームワーク、選手のメンタル、食事、休息、タイヤ、ギア、フレーム、ハンドル、グリップ…
もうありとあらゆる要素がありますからね。
そしてそれを日々実験するみたいです。
どのタイヤがいいのか、どういうトレーニングがいいのか、など色々な観点から試して失敗して改善です。
最終的には、体の回復を最大化するために選手の枕を決めたり、
感染症予防のために「遠征先のホテルでは選手が入る前にスタッフが掃除をする」というルーティンを作ったり、
長時間のレースで集中力維持に役立つよう、快適なウェア素材を選定したりしてました。
「そこまでやるか」というところまで来てましたw
大抵のことは複合的にいろんな要素が絡み合っていると思うので、こんな風に色んな角度から改善していくと大きな結果がいつの間にか出るかもしれませんね。
一つ一つに対して、実験して、失敗して、改善というのが大事なのかな。
おそらく体の痛みを改善したり、ダイエットしたりする場合にも同じことが使えます。
痛み改善なら、「寝具、睡眠時間、お風呂、食事、姿勢、運動習慣、ストレス、家の椅子、靴、歩き方など」
ダイエットなら、「食事、おやつ、運動習慣、家とコンビニ距離、食器、部屋の温度、移動手段、起きる時間など」
この何倍もの要素が絡んでいると思います。
一つの改善で効果が出るものばかりではないですが、積み重ねると大きな成果を得られるかもですね。
<ヨガ動画>
https://m.youtube.com/channel/UCd_aX1pAskhMbEmLxoFcFRQ
だいたい毎日ヨガの練習動画を上げてます。
レッスン動画じゃないので、詳しい説明とかはしてないです。
<格闘技オンラインレッスン>
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/12/05/200044
総合格闘技の元世界チャンピオン「岩木秀之」さんのオンラインレッスンに関してはコチラ
<ウェブサイト>
あたりまえヨガ
https://peraichi.com/landing_pages/view/atarimaeyoga2019
<柔軟性向上まとめの記事>
https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2021/01/09/200003
HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
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https://uedayogahiroki.hatenablog.com/entry/2020/12/11/200026
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