腰痛とヨガ
腰痛ガイドラインを読んでみて色々シェアしていますが、病院以外で行う治療（?）に関しても少し書かれていました。
で、それによるとヨガは結構効果があるのかもしれないです。
ただ、ほとんど海外の研究結果が元になっているのと、日本と海外ではヨガなどに関しての資格制度が異なるので、「日本では当てはまらないかも」という事も書かれていました。
確かに、同じヨガにしても、鍼灸にしても、国によっては全然違う内容のものだったりするから、海外の論文には気をつけないとですよね。
これは食事に関することや生活習慣に関することでも、研究が行われた環境と自分の暮らす環境にどの程度の違いがあるかを考慮する必要があるかも。
例えば「リンゴを一日一個食べたら○○だった」みたいな研究結果があったとしても、アメリカとかで食べるリンゴって日本で言うミカンくらいの大きさだったりしますので、全然感覚が違いますよね。
というかあんなにでかくて甘いりんごが普通に出回ってるのは日本くらいじゃないかなw
ということで海外の研究ではあるんですが、
・徒手療法
・鍼灸
・マッサージ
・ヨガ
をの腰痛改善効果を調べた結果、総合的には一番ヨガがいい結果を示したようです。
もちろん症状によって何が良いかは変わると思うし、ヨガをして悪化するケースもあると思います。
でも何かとりあえず試すなら、ヨガは最初にやってみても良いかもですね。
ただ、「ヨガ」といってもかなり幅広いので、どんなヨガをしたのかわからないんですよねw
論文の一つを読んでみると、ハタヨガ、アイアンガーヨガ、ビニヨガを対象にしたというものがあったので、少なくとも動きのある内容だとは思いますが。
そして海外と日本で違うという話に関しては、RYT200とかRYT500とかの資格を持っているインストラクターであれば、多少違いが少なくなるかもしれませんね。
RYTというのはアメリカの大きなヨガ団体が発行している資格で、日本でもかなりメジャーな資格です。
ある程度決まったカリキュラムを200時間受けて試験に合格したらRYT200。その後300時間プラスで頑張ったらRYT500です。
あと、さっき出てきたアイアンガーヨガとか、アシュタンガヨガとか、古くからやり方が決まっているタイプのヨガで正式な資格を持っている人なら、世界共通で似た内容になるんじゃないですかね。
これは資格取得がかなり大変だと思うので、相当レベル高い人だと思いますが。
ということで、資格なんてなくてもヨガは全く問題ないと思いますし、資格があっても微妙な場合は全然あるんですが、インストラクター選びの参考に、保有資格をチェックしてみるのも良いかもですね。
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