腰を守る、胸を使う
前回から「腰を守るためにどうしたらいいか」ということを書いています。
第二回の今日は「胸」を使って腰の負担を減らすというのを考えていきたいと思います。
【背骨は24個ある】
これはヨガのレッスンとかでよくお伝えする事なんですが、背骨って小さい骨が全部で24個繋がった形をしています。
背中を丸めたり、反らせたり、捻ったりするときに、その24個が協力して動いてくれるわけですね。
【1箇所に負担が集中しないようにする】
背骨が24個あるって話をしましたが、例えば24人で何か一つの作業をする場合、めっちゃサボってる人がいたら一部の人に負担が集中しますよね。
職場とかでもあるんじゃないかなw
だから24個のうち、動きが悪い部分があったら他のどこかが無理をします。
そして無理して動いてくれる部位は必要以上に動けるようになるので、他がもっとサボります。
これも職場でありそうなパターンw
そんなことが続くと、頑張ってるところがいつか壊れたりします。
だから、24人みんなで頑張りたいよねって話になります。
【首チームは7人、胸チームは12人、腰チームは5人】
24個の背骨はそれぞれ、首にある頸椎(けいつい)7個、胸にある胸椎(きょうつい)12個、腰にある腰椎(ようつい)5個で構成されています。
その中でも胴体の動きに関わるのは主に胸と腰です。
そして胸は12個、腰は5個なので、胸の部分をしっかり使えれば一つ一つの負担は小さく済むと思います。
【特に捻りは胸チームに】
丸める、反らせる、横に倒すなどの動きも胸をしっかり使いたいところですが、特に「捻る」動作は胸を使う意識が大切です。
胸チームと腰チームでは骨の形が違って、「腰チームは捻りにくい形」になっています。
会社でも適材適所が大切だと思いますが、人間の体もそうですよね。
手が得意である細かい作業は、足にやらせる人って少ない。
(学校のテストで、足を使って答案解く人ってあんまりいないですよね)
足が得意な力強い作業を、手にやらせる人も少ない。
(出勤時に手で歩く人はかなり少数派ですよね)
同じように、胸が得意なこと、腰が得意なことを分けて使えたら良いのかと思います。
【胸と腰はみぞおちが境界線】
で、ここでいう胸は、みぞおちから喉くらいまでの部分。
腰はみぞおちからヘソの下くらいまでの部分。
だからみぞおちから上の部分もしっかり動かしてあげると良いですね。
【まとめ】
・背骨は24個あるからみんなで協力する
・特に胸を使いたい
・捻るのは胸が得意、腰が苦手
・みぞおちより上が胸、下が腰
今回説明した胸の動きを良くするために、エクササイズの動画も作ったので、よかったら使ってみてください。
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HIROKI
日頃、一般の方向けに理想の見た目や機能を持った体づくりを指導しつつ、その知識を使って自らのトレーニングをしています。 このブログではヨガを実践する方向けに、体の仕組みに基づいた技術向上の方法、ヨガの哲学に関して、論理的に分析して理解を深めるという内容を発信していきます。 興味があれば是非読んでみてください。
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